近年、AIの進歩は目覚ましいものがありますが、特に開発者に注目されるのが開発者向けツール「GitHub Copilot」の最新機能です。MicrosoftがMicrosoft Build 2025でパブリックプレビューとして発表した「Copilot Coding Agent」は、AIがコードを書くだけでなく、開発の問題解決をサポートする高度な機能を導入したものです。
Copilot Coding Agentは、ただコードを提案するだけでなく、複雑な課題を理解し、必要な情報を自動で収集し、解決策を提示してくれる高度なエージェントです。AIが開発者の質問に対応したり、Issueの作成やコードレビューまで支援することが可能になります。
初心者でも専門的なプログラミング知識なしで高度な開発作業を行えるように設計されており、開発効率が劇的に向上することが期待されています。AIがまるで頼れるパートナーのように、開発者の作業を支援してくれるのではないでしょうか。
用語解説:
GitHub Copilot:GitHubが提供するAI支援のコーディングツール。コードの自動生成や補完を行う。
エージェント:特定のタスクを自律的に実行するAIプログラム。
参考サイト
GitHub Copilot: Meet the new coding agent
https://github.blog/news-insights/product-news/github-copilot-meet-the-new-coding-agent/

技術とノウハウでデジタルシフトをサポート
中小企業の頼れるパートナー
執筆者: 綾部 一雄(株式会社クロスディーズ 代表取締役)
ネットワーク維持管理、システム開発、ベンダー調整のスペシャリスト。前職では、600名以上の介護事業所で、介護事業用ソフトの導入や契約の電子化、テレワークシステムの導入等に幅広くに携わる。2021年より、株式会社佐々木総研にて業務効率化のためのロボットや最新技術を活用した開発を行っている。